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2024年度 美術館研修を行いました!~神戸編~
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こんにちは!新保哲也アトリエの大塚です。
今回は神戸にて実施された美術館研修の様子をご紹介いたします。
神戸では2回、2日間に渡って行われ、
・あべのハルカス美術館
・大阪中之島美術館
・神戸市立博物館
を鑑賞しました。
まずはあべのハルカス美術館から♪
企画展「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」を鑑賞しました。
東京の美術館研修でも鑑賞したモネの作品だけではなく、これまで日本で紹介される機会の少なかった「アメリカ印象派」の作品も展示されています。
残念ながら写真撮影できる作品が限られていましたので、一部のみご紹介させていただきます。
鑑賞前に新保社長から「もし自分が1つだけ購入できるとしたらどの作品を選ぶか」という視点で鑑賞してみたらどうか…というアドバイスを頂き、真剣に作品と向き合っていた皆さん。
実はR.Lは新保社長が「ルネ・ラリック」の花瓶を購入したことがきっかけで生まれたブランド。
洋菓子ブランドでありながら、R.Lにとってアートはとても重要な要素なのです。
美術館鑑賞後、なんと今回は特別にあべのハルカス展望台に赴き、壮大な景色を楽しみました!
日本初!高さ300m以上の超高層ビル「あべのハルカス」。
現在は東京の「麻布台ヒルズ」に次いで、日本で2番目に高いビルです。
地上300mからの景色はまさに壮観!
こうして貴重な体験ができるのも研修の醍醐味の一つですね♪
次にご紹介するのは、大阪中之島美術館。
「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」を鑑賞しました。
パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、そして大阪中之島美術館が所蔵する
共通点のある作品が「トリオ」として並べて展示されています。
時代背景や画家の生涯、作品のメッセージなど色々なものに思いを馳せながら鑑賞する皆さん。
同じポーズをとってみたら作品を読み解くヒントが得られるかも・・?
建築家の遠藤克彦氏がデザインを手掛けたこちらの美術館では敷地内にも印象深い芸術作品が展示されており、空間自体もとても魅力的でした!
最後にご紹介するのは神戸市立博物館です。
実はかつて銀行だったこちらの博物館。
昭和初期の名建築ともいわれた建物でこんな素敵な螺旋階段も目にすることができます♪
今回は「デ・キリコ展」を鑑賞。
約70年にわたってデ・キリコにより生み出された作品たちが展示されている、日本ではかつてない規模の回顧展です。
こちらの美術館も一部のみ撮影OKでしたので、少しだけご紹介させていただきます。
「形而上絵画」を作り出す過程で、様々な批判にさらされていたデ・キリコ。
そんな困難な状況下でも自分の信念を貫き、新しいことにチャレンジし続けた姿勢には学ぶべきものがありますね。
美術館の鑑賞が終わりましたら、本社に戻り座学研修です!
回を重ねるごとにブラッシュアップした今回の座学研修。
研修では、1人1人が興味を持った画家や作品を調べ、新しい気づきや発見を発表しました。
また、それだけではなく、今回の学びを日々の業務の中でどのように活かしていくかを考え、自分自身が抱える課題とも向き合う機会となりました。
課題解決に向けて社員同士でアドバイスし合う場面もあり、学びを共有し、解決策を一緒に考えていく貴重な時間を過ごすことができました。
洋菓子ブランドでは珍しいR.Lならではの「美術館研修」ですが、この研修でしか得られないものがたくさんありました。
今回の研修がそうであったように「もっと良くなるのでは?」と考え続ければ必ず良いものが生まれ、成長し続けることができます。
私たちは研修で得た新しい学びを活かしながら現状に満足することなく、これからも進化を続けてまいります!